知りたい!看護師の勉強法

学び続ける必要がある看護師という仕事

看護師は学び続けることが求められている?!

看護師は学び続けることが求められている?!

看護師の仕事は資格を取って働き始めた後も勉強を続けていく必要があるとよく言われますよね。でも、なんで学び続けなければならないのでしょう?それにはいくつか理由があります。ここでは、看護師の役割や仕事の特性などから学び続ける姿勢が求められる理由を紐解いていきます。

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看護師の役割

看護師の役割

大きく分けて2つの役割を持つのが看護師の仕事です。1つが診療の補助、2つめが患者さんの療養上のお世話です。診療の補助というのは、医師の指示や定められた治療方針に従って注射や点滴、投薬などの治療を行うこと。看護師としての基本的な技術を要しますが、ミスが起これば命にかかわる大事故につながる可能性もありますので、非常に高い安全性が求められる仕事ですね。医師の指示があってから動く流れにはなりますが、看護師も患者さんの状態を把握したうえで今やっている治療が適しているのかを理解しておく必要がありますので、人の指示を待つような姿勢ではなく、能動的に考えて行動することでより看護の質を上げることができるのです。
そのような中で、医療技術というのは日々進化していますから、新しい技術や理論を取り入れなければなりませんし、医学の常識が変わるような技術の進歩があれば当然提供する看護にも変化が起こりますよね。そこで瞬時に対応するためにも、日ごろから勉強しておく必要があるのです。命を預かる責任の重い仕事であること、そして技術の進歩が著しい業界であることから、看護師には学び続ける姿勢が必要なのです。

新人は特に勉強が必要

新人は特に勉強が必要

新人だと、初めて扱う医療機器や初めて接する患者さんの状態など、分からないことだらけかと思います。そのため、自分で調べたり先輩に聞いて学ぶ必要があります。仕事の特性上、ミスをしてもやり直すということができません。一度のミスが患者さんの命にかかわるからです。そのため、これから行う業務の予習が非常に大切になります。
また、技術の進歩により病院には様々な技術や制度が導入されていますので、学生時代に学んだことが働き始めたころにはすでに古い情報になっていることも多いんです。例えば、少し前まではカルテは手書きでしたが、今じゃほとんどの医療施設で電子カルテが導入されていますよね。そうなると、データをパソコンで管理する必要がありますので、パソコンのスキルも必要になるということです。
特に初めのうちは分からないことだらけで勉強しなければならないことが多く挫折しそうになってしまうかもしれません。ですが、それは他の看護師も同じなんですよ。分からないことをそのまま放っておいて、後々痛い目にあうのは避けたいですよね。いずれは後輩ができて自分が教える立場にもなるのです。だから、根気強く勉強を続けていきましょう!

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